【耳が喜ぶドイツ語 リスニング体得トレーニング】レビュー・感想

今日は語学本レビューの記事です💡「耳が喜ぶドイツ語」の紹介です!

「耳が喜ぶ」って面白いタイトルですよね

この本は、ドイツ語のリスニング力を強化するための本です💡

ですが、スピーキング力を鍛えるためにも役立つ本です😊

おまけに、ドイツ語圏の文化が知れるという一石二鳥の本です✨

そしてなんと、全ての文に日本語訳があるので、ドイツ語が分からない人でも読めちゃう本なんです!

  • タイトル
    改訂版 耳が喜ぶドイツ語
  • 著者
    クリストフ・ヘンドリックス
    カタリナ・ムレンス・ゴリ
    近藤 美樹子
  • 発行年 2019年
  • 出版社 三修社
  • 定価 2,200円 + 税

それでは、どんな風な構成になっているのか、どんな人にオススメなのか詳しく紹介していきます💡

【造語法で増やすドイツ語ボキャブラリー】感想・レビュー

2022年4月3日

【英語と一緒に学ぶドイツ語】レビュー・感想

2022年4月11日

【日記を書いて身につけるドイツ語】レビュー・感想

2022年4月13日
スポンサーリンク

本の構成

この本は、基本的に 左側のページはドイツ語、右側のページは日本語(対訳) になっています。

  1. ドイツ語圏の文化を紹介するドイツ語の文章(左ページ)
  2. 単語リスト(左ページ下)
  3. 日本語訳(右ページ)

このような形でドイツ語の文章が載っています。

文章のレベルについては、このような順で構成されています。

  1. 耳慣らし(初級者向け A1/A2:80語の文章が50
  2. 強化訓練(中級者向け A2/B1:140語の文章が36
  3. ステップアップ(中上級者向け B1/B2:300語の文章が20

このような流れで構成されています。

先ほども言っていた通り、左にドイツ語右に日本語(対訳)が載っているので、とても分かりやすい構成になっています。

また、この本に載っている文章はドイツ語圏の文化を紹介するものばかりなので、日本語の対訳文章を読むだけでも ドイツ語圏の文化を知ることができるので、語学学習だけでなく、文化を知るための読み物としてもオススメできる本です😊

なので、これからドイツ語を始めるという人でも、日本語の文章だけ読んで文化などを知っておいて、勉強が進んできてからドイツ語も読んでみたり聞いてみたりするのも良いですね💡

また、CDが2枚ついていますが、ドイツ語のみの音声です。

オーディオブック配信サービス「audiobook.jp」を利用して、CD音声のダウンロードもできます。

ネイティブスピードで読まれるので、初めは難しく感じるかもしれません。

再生速度を調整できるプレーヤーを持っている人は、初めは少しゆっくりで聴いても良いかもしれません。

ゆっくりで聞き取れるようになったら、通常の速度で聞き取れるように何度も聴いて練習しましょう。

もちろん、はじめからネイティブスピードで鍛えるのももちろん良いと思います😊

自分のレベルに合わせて聞きとりの練習をしてみましょう!

どんな人にオススメ?

この本がどんな人にオススメかというと

  • ドイツ語のリスニング力を鍛えたい
  • ドイツ語の基本文法は一通り終えた
  • スピーキング力を上げたい
  • ドイツ語圏の文化を知りたい

このような人にオススメします。

では、この3つについて詳しく説明していきます💡

スポンサーリンク

ドイツ語のリスニング力を鍛えたい

本のタイトルに「リスニング体得トレーニング」とある通り、この本はリスニング力を鍛えるための本です💡

始めは日本語の対訳を読んで、内容を理解しましょう。

分からない単語があれば確認しておきましょう。

左ページの単語リストの下に書き足しておくと、復習するときに楽ですよ♪

その後に通してドイツ語を読みます。

それからCDを繰り返し聞いて、発音を確認しましょう。

できれば、シャドーイングの練習もしてみましょう。

スピーキングの練習にもなります💡

ドイツ語の基本文法は一通り終えた。

この本は、ドイツ語の基本文法を一通り終えた人にもオススメです!

この本には、ドイツ語圏の文化を紹介する文章が、すべて日本語訳つきで載っています。

基本文法を一通り終えていれば、分からない単語があっても日本語訳が付いているので、理解できます。

まず日本語を読んで文章の内容を理解し、分からない単語をチェックしてからドイツ語を読みましょう。

分からない単語は、左ページの単語リストの下に書き加えちゃいましょう!

復習で忘れたときに調べる手間が省けます💡

文法も、日本語訳と照らし合わせながら確認しておきましょう。

また、音声も合わせて確認しましょう。

シャドーイングをすることで、スピーキング力も鍛えることができます。

スピーキング力を上げたい

この本はリスニングのトレーニングのために作られた本ですが、スピーキング力を鍛えるのにも役立つ本です。

それは日本語訳が載っているからです。

スピーキング力を鍛えるには、まず文章の対訳を読んで内容を把握してからドイツ語を読みます。

文章全体の対訳を読んで内容を把握したら、今度は一文ずつに分けてドイツ語を練習していきます。

  1. 日本語を1文 読む(黙読でもOK)
  2. ドイツ語を1文読む(声に出して、内容をイメージしながら)
  3. ドイツ語の文を本を見ずにスラスラ言えるようになるまで練習する

これを、1文ずつ順番にしていきます。

慣れていない場合、初級編の文章でもかなり練習が必要だと思います。

何十回と繰り返さないと、本を見ずに言えるようになりません。

ですが、これが出来るようになれば、ドイツ語の文章を口に出すスピードが上がります。

これを1冊最後までやれば、ドイツ語の文章の感覚を身体で覚えることができるでしょう。

ドイツ語圏の文化を知りたい

ドイツ語圏の文化を知りたいという人にもオススメです。

この本では、ドイツ語圏の文化・歴史などが幅広く紹介されています

また、すべての文に日本語訳が載っているので、ドイツ語が分からなくても日本語だけ読めば内容が理解できます😊

衣食住から歴史の話まで、ネイティブに聞かないと分からないようなことが知れて、とても面白いですよ!

なので、ドイツ語圏の文化や歴史に興味ある人もぜひ手に取ってみてください💡

これからドイツ語を勉強するという人も、その国の文化を知るということは、その国の言葉を知ることにも繋がったりします。

なので、この本で文化について先に知っておくのもオススメです😊

スポンサーリンク

本の感想

私は、この本をドイツ語のスピーキングを練習するために買いました。

なぜかというと、ドイツ語の達人が、独検準1級の面接対策にも使えると言っていたからです。

耳が喜ぶって書いてあるけど?スピーキングに?と思われた方もいるでしょう。

スピーキング力をあげるのには、リスニング力を上げることが必須です。

なぜかというと、人間は聞き取れる音しか発音できないんです!

聞き取れない音はどうやって発音するかわかりませんよね。

なので、

  • 適度な長さの文章(練習素材)
  • 日本語訳が付いている(内容把握)
  • 音声データがある(練習素材)

というのはスピーキングを鍛えるための素材として必須です。

強いて言うなら、日本語訳が付いていなくても自分で調べて理解できるなら、日本語訳がない教材でもOKです。

でも、めんどくさがり屋の私は絶対挫折してしまうと分かっていたので、笑、日本語訳もついている「耳が喜ぶドイツ語」をスピーキング力向上の教材として選びました!

調べることも勉強になるんですけどね〜。

でも、続けることが一番大事なので、継続するためにハードルを下げるのは語学をする上でのコツです😊

話がそれました。笑

そして、この本が一石二鳥なところがあります。

それは、ドイツ語圏の文化や歴史を紹介してくれるところです。

言語と文化・歴史って、別もののように思うかもしれませんが、実は深いつながりがあるんですよね。

その言語独自の言い回し、ことわざやイディオムなどは、その国の文化と関わりがあることが少なくありません。

また、その国の文化や歴史を知っておくことで、その国の人と会話をしたり、ドラマを見たりする上で理解の助けになることがあります

なので、この本は、リスニング・スピーキングを鍛えられる上に文化・歴史についての理解も深めることのできる、まさに一石三鳥の本なんです😊

なので、ドイツ語マスターしたい人にオススメします!

自分でプレゼンするみたいに、何も見ずに言えるようになるまで練習したらかなりドイツ語が喋れるようになっているはずです💡

【造語法で増やすドイツ語ボキャブラリー】感想・レビュー

2022年4月3日

【英語と一緒に学ぶドイツ語】レビュー・感想

2022年4月11日

【日記を書いて身につけるドイツ語】レビュー・感想

2022年4月13日
スポンサーリンク

基本情報

  • タイトル
    改訂版 耳が喜ぶドイツ語
  • 著者
    クリストフ・ヘンドリックス
    カタリナ・ムレンス・ゴリ
    近藤 美樹子
  • 発行年 2019年
  • 出版社 三修社
  • 定価 2,200円 + 税

スポンサーリンク



This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.