みなさんこんにちは!
今日は、台湾華語(台湾で使われている中国語)の本をご紹介します💡
本の構成からどんな人にオススメか、どんなところが良かったかなどを詳細にレポートします♪
本のタイトルは「街ぶら台湾華語」です!
- タイトル
新装版 街ぶら台湾華語 - 著者
樂大維 - 発行年 2017年
- 出版社 アスク
- 定価 1,700円 + 税
この本は、台湾の観光スポットを紹介しながら、
台湾華語の使えるフレーズも一緒に学んじゃおう!
という本です✨
台湾や台湾華語に興味のある人、台湾に旅行や留学に行く人は、
ぜひ手にとってもらいたい本です♪
*台湾華語… 台湾で話されている中国語のこと。画数の多い繁体字を使います。
Contents
本の構成
- 発音と文字
- 台湾の交通事情
- 買い物(夜市・百貨店など)
- 食べ歩き
- その他の観光スポット
- 旅で使えるフレーズ集・単語集
本の構成を大体まとめるとこのような感じになります。
そして、音声はスマホのアプリをダウンロードして聞くことができます!
パソコンからも音声データのダウンロードが可能です!
しかも、音声PDFが公式ウェブサイトよりダウンロード出来るので、
本を買う前にどんなフレーズが載っているかを確認することもできます😊
とても親切ですね!
ちなみに、どのように台湾華語が紹介されているかというと、
- 台湾華語の読み方の紹介
- 文中で出てきた台湾紹介に使われていた単語の紹介
- 各場面で使えそうなフレーズの紹介
- 簡単な文法の紹介
大まかにいうと、このような形で台湾華語が紹介されています。
読み仮名はカタカナと注音(台湾の発音記号)が載っています。
この本の最大の特徴は、
- 台湾の観光スポットとともに、関連するフレーズや単語が紹介されている
- 台湾華語の読み方はピンイン表記ではなく、注音(ボポモフォ)表記
(カタカナでも書いてあります)
この2点です。
台湾華語の勉強というよりは、観光ガイドブック的な色合いが濃い本です。
なので、これ一冊で台湾華語を勉強するのは難しいです。
あくまでも、台湾の知識とともに、台湾華語がどんなものか見てみよう!
というような、入門編に近い本です。
普通話(簡体中国語)を習っている人は、台湾華語(繁体中国語)もスルスルと頭に入ってくるかと思います。
なので、台湾華語を本格的に始めたい人は、台湾華語に特化した本を探しましょう。
また、この本の台湾華語のフリガナですが、
注音という発音記号を使っています。
ピンイン(アルファベット表記)ではありません。
注音は、台湾で使われる平仮名みたいなもので、発音を表す時に使います。
これは、普通話では使われない表記なので、初めて見た人は訳のわからない記号にびっくりするかもしれませんw
注音で発音を学ぼうとすると、まず文字を覚えることからしないといけないので、
台湾華語の教材でも多くはピンイン(アルファベット表記)のものが多いです。
なので、注音がどういうものか興味がある人も手にとってみても良いかもしれません。
おまけに台湾の観光スポットや文化なども知ることが出来る、一石二鳥な本です😊
どんな人にオススメ?
この本がどんな人にオススメかというと
- 台湾に興味がある
- 台湾華語(繁体中国語)に興味がある
- 台湾に旅行に行く・留学に行く
- ボポモフォ(注音)で書かれた本を探している
このような人にオススメします。
台湾に興味がある
この本は、台湾の観光スポットや食など、様々な台湾の文化について紹介されています。
なので、台湾がどんな国なのか、どんな文化があるのか気になる!
という人にピッタリの、台湾入門書です♪
あまり内容が濃すぎると圧倒されてしまうかもしれませんが、
この本は、写真が多く載っていて、レイアウトもポップでかわいいので、
とても読みやすい本です😊
気軽に手に取ることのできる台湾本です♪
オマケに、台湾華語の使えるフレーズまで知れちゃいます♪
台湾華語(繁体中国語)に興味がある
台湾華語(繁体中国語)に興味があるという人にもオススメの入門書です!
この本は台湾の観光ガイドブックとしての色合いが濃いので、
文法などの説明は、必要があれば簡単に説明されている程度です。
なので、本格的に学ぶための本としてはオススメできないのですが、
本格的に勉強する前に、どんなものか軽く知っておきたい!
という人にはピッタリな本です。
なので、台湾華語初心者が入門書として読むのにオススメです。
しかも、言語というのはその国の文化とも深い繋がりがあったりするので、
この本で台湾の文化も学びつつ、台湾華語も知れるという、これから学びたい人には役に立つ本です。
台湾に旅行に行く・留学に行く
この本の一番の魅力は、台湾の観光スポットの紹介です!
なので、台湾に旅行に行く人や、留学に行く人も使える本です。
旅行に行く人は、この本をそのままガイドブックとして使えます😊
また、この本で紹介されている台湾華語のフレーズを使って、
現地の人とコミュニケーションがとれたら、旅の思い出になりますよ♪
やっぱり、観光名所を訪れるだけじゃなくて、現地の人と交流すると、旅の思い出がとても濃いものになります😊
もし、ここに書かれたフレーズが通じなかったり、通じたけど返事が分からなかったりしても、現地の人は台湾華語を使って一生懸命伝えようとしたことはとても喜ばれることだと思います😊
私たちも、日本に旅行にきた外国人が頑張って日本語で話しかけてきてくれたら嬉しいですよね♪
なので、台湾に旅行を考えている人は、この本と一緒に旅しましょう♪
ボポモフォ(注音)で書かれた本を探している
台湾華語を学ぶにあたって、二つの発音表記があります。
ピンインとボポモフォ(注音)です。
ピンインは、アルファベットで表記される発音表記で、主に中国で使われています。
台湾では、ボポモフォ(注音)という独特な文字を使います。
日本語でいう平仮名のようなものです。
ボポモフォで台湾華語を学ぶには、まずボポモフォの文字を覚えなければいけないので、多くの台湾華語の学習本では、アルファベット表記のピンインが使われています。
この本は、そのピンインではなく、ボポモフォ(注音)が使われています。
せっかく台湾華語を学ぶなら、台湾式のボポモフォ(注音)を使って学びたい!
という台湾好きな人もいるかもしれません。
そんな人も、入門書としてこの本を手にとってみてはいかがでしょうか♪
本の感想
この本を読んで思ったのは、台湾旅行行く前に読んどけばよかった!
でした。笑
実は「街ぶら台湾華語」を買う1年ぐらい前に台湾旅行に行ったことがあったんです。
その時は友達に誘われて行った旅行で、私自身そこまで台湾にあまり興味がなかったんです…笑
なので、あまり台湾については知らないまま旅行にいきました。
それでももちろん楽しめましたが、この本で台湾の文化や言葉を知ってから旅行にいっていれば、もっと楽しめたのになぁ〜!!
と、ちょっと後悔しています。笑
この本は、語学本というよりは、ガイドブック色が強い本です。
なので、台湾のことについて知りながら、台湾華語についても学べちゃう♪
という、気軽に読むことのできる本です。
なので、これから台湾旅行に行く人にオススメなんです!
始めの方は発音の解説などがありますが、
写真がたくさん使われていて、台湾の景色や食べ物などを色々見ることができます。
文字ばかりの本は読んでいても楽しくないですよね💦
この本は、そんな人にぴったりです♪
ガイドブックを読む感じで台湾華語が紹介されています。
しかも、その場面ごとにあったフレーズなので、関連があるので頭にも残りやすいです😊
次にまた台湾旅行に行くまでに何度か読んで覚えて行きたいです♪
先ほども書きましたが、公式ウェブサイトには、音声ダウンロードページ、
音声データの内容が書かれたPDFもダウンロードできます!
購入前でも見ることができるので、どんな内容か気になる人は、
買う前に試しに見てみるのもいいですね♪
この本のフレーズが頭に入って、本格的に台湾華語を学びたいと思ったら、
また別の台湾華語の本で本格的に学んでいくのが良いと思います。
この本は入門編なので、詳しい文法などの解説は、他の本で勉強しましょうね♪
基本情報
- タイトル
新装版 街ぶら台湾華語 - 著者
樂大維 - 発行年 2017年
- 出版社 アスク
- 定価 1,700円 + 税