日本人には難しい冠詞の有無ですが、Happy New Year の場合はどうなんでしょうか?
日本で売られている年賀状には、「Happy New Year」と「A Happy New Year」両方ありますよね。
果たして、どっちも正解なのでしょうか?
詳しく解説していきます💡
Contents
“A”は、いるのか?いらないのか?
皆さんが一番知りたいことですね。
タイトルから答えが分かったという人もいるかもしれませんね😅
答えは、いる時と、いらない時がある!です。
“A”がいるか、いらないか の見分け方
Aが要るか、要らないかの区別の仕方は、こちらです。↓
- 名詞だけで使う場合 → “A”はいらない
- 文章中の名詞として使う場合 → “a” がいる
ちょっと、イメージが湧きにくいかもしれません。
もう少し具体的にいうとこんな感じです。↓
- Happy New Year だけの場合 → “A”はいらない!
- Happy new year で始まる文章の場合 → “A”はいらない!
- Merry Christmas and が前に付いている場合 → “a” はいらない!
- ↑以外で、文章の途中に出てくる場合 → “a”がいる!
なので、年賀状などでよくある、
”A HAPPY NEW YEAR!” は、間違いですのでお気をつけください⚠️
“A” がいらないとき (名詞だけの場合)
“A”がいらないのは、名詞だけでHappy New Year を使う場合です。
具体的な場面として、
- Happy New Year だけの場合
- Happy new year で始まる文章の場合
- Merry Christmas and が前に付いている場合
このような場合です。
Happy New Year だけの場合
年賀状やメッセージカードの見出しや、初めの文として、
HAPPY NEW YEAR! と書く場合です。
年賀状やカードなど、メッセージの見出しとして“Happy New Year!” とだけ書く場合は、”A”は付けないでくださいね!
Happy new year で始まる文章の場合
Happy new year の後になにか言葉が続く場合です。
- Happy new year to my best friend.
私の親友へ、あけましておめでとう。 - Happy new year to my love.
私の愛する人へ、あけましておめでとう。 - Happy new year 2021!
2021年、おめでとう!
このような、”Happy new year to 〜“という文章は、
感謝やお祝いの言葉を述べた後で、締めとして使うことが多いです。
このような文章の場合も、”A”はいりません。
ほとんどの場合、”to 〜” と続きます。
to の後ろには、宛てたい人が入ります。
お誕生日ソングの、
「Happy birthday to you〜🎵」と同じ感じですね。
Merry Christmas and が前に付いている場合
Merry Christmas and Happy New Year! という場合も、“a” はいりません。
⚠️Merry Christmas and a Happy New Year は間違いです!
Merry Christmas and Happy New Year! は、クリスマスカードなどに書かれていることが多いですね。
欧米では、新年よりクリスマスのほうが大事なイベントなので、
Merry Christmas の下に、小さくand Happy New Year と書かれることが多いです。
“A” がいるとき (文章中の名詞の場合)
文章の途中に出てくる場合
“A”を付けないといけないのは、文章の途中で出てきた場合です。
- Wishing you a happy new year!
幸せな新年を祈っています! - Hope you have a happy new year!
幸せな新年になりますように!
このように、文章の中で名詞としてhappy new year が使われる場合は、”a” がいります!
ちなみに、Merry Christmas も、文章中で名詞として使われると、”a”がいります。
- Wishing you a Merry Christmas and a Happy New Year!
- Merry Christmas and Happy New Year!
⚠️Merry Christmas and Happy New Yearの場合は、”a”はいらないので注意。
ちょっとややこしいですね。
そんな時は、みんなの知っているクリスマスソングを思い出してください。
We wish you a merry christmas , we wish you a merry christmas, we wish a merry christmas and a happy new year〜🎵
まとめ
いかがでしたか?
“A”がいるとき、いらないとき、区別の仕方は分かりましたか?
- 名詞だけで使う場合 → “A”はいらない
- 文章中の名詞として使う場合 → “a” がいる
文法的に判断するのが難しいという人は、
- Happy New Year だけの場合 → “A”はいらない!
- Happy new year で始まる文章の場合 → “A”はいらない!
- Merry Christmas and が前に付いている場合 → “a” はいらない!
- ↑以外で、文章の途中に出てくる場合 → “a”がいる!
というふうに判断してくださいね!
これで、あなたも迷わずHappy New Year を使えるようになりましたね!
新年しか使えないですから、いろんな人に使ってみましょう!
“A”がいるとき、いらないときの例文を自分で作ってみてください💡
使う人がいないのなら、独り言でもいいですからアウトプットしましょう😊