昨年、2021年度に英検が受験料の大幅な値上げを発表しましたね。
英検の受験料の改定は近年毎年のように行われています。
2020年度は 最大1,000円の値上げ、2021年度は最大2,300円の値上げを行いました。
昨年の2021年度がかなり大幅な値上げだったため、今年2022年度は少し値下げされました。
と言っても、2020年の値上げがあった頃よりはまだ高いままです。
今年はどのくらいの検定料となるのでしょうか。
この記事では、
- 今までの受験料との比較
- 値下げはいつからなのか
- 今年度の英検実施日・申込日
- 英検を少しでも安く受ける方法
といったことを詳しく紹介しています💡
これから英検の受験を考えている人は、参考にしてみてください😊
今までの英検の受験料との比較
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
1級 | 10,300円 (+1,000円) | 12,600円 (+2300円) | 11,800円 (-800円) |
準1級 | 8,400円 (+1,000円) | 10,700円 (+2300円) | 9,800円 (-900円) |
2級 | 7,400円 (+900円) | 9,700円 (+2300円) | 8,400円 (-1300円) |
準2級 | 6,900円 (+800円) | 9,200円 (+2300円) | 7,900円 (-1,300円) |
3級 | 5,900円 (+800円) | 7,900円 (+2000円) | 6,400円 (-1500円) |
4級 | 3,600円 | 4,900円 (+1300円) | 4,500円 (-400円) |
5級 | 3,000円 | 4,500円 (+1500円) | 3,900円 (-600円) |
* マーカーは1000円以上の値上げ
このように、英検は昨年2021年度に大幅な受験料の値上げをしました。
1級〜準2級では2,300円もの値上げ(!)、3級では2,000円の値上げ(!)、4級では1,300円の値上げ、5級では1,500円の値上げを発表しました!
かなりの値上げですよね!💦
1級〜準2級の2,300円の値上げってすごいですよね。
4級の1,300円の値上げが可愛く見えてきますね…
1,300円の値上げでも結構な値上げだと思いますが😅
英検の受験を考えている人にはかなりの値上げで苦しいですよね💦
英検は近年、毎年のように受験料の改定をしています。
2020年の受験料改定では、1級・準1級で1,000円、2級で900円、準2級・3級で800円の値上げをしています。
2021年はさらに値上げされたということですね。
英検はこのようなかなり大幅な値上げをしたことにより、受験者から多くの抗議の声があがりました。
そのため、今年度の2022年度では前年より400円〜1300円の値下げを行いました。
1級では800円の値下げ、準1級では900円の値下げ、2級と準2級では1,300円の値下げ、3級では1,500円の値下げ、4級では400円の値下げ、5級では600円の値下げを発表しました!
といっても2020年やそれ以前の受験料に比べたら値段が高いことには変わりありません。
受けようと思っている人は、十分な対策をして、早めに受ける方が良さそうですね。
来年はどうなるか不明ですが、今後また値上げする可能性もゼロではないかと思います。
ここまでの値上げがあったので暫くは値上がりしないことを願っていますが…🙏
なぜここまで値上げするのか?
不思議に思われた人もいるかもしれません。
それは、2020年〜今年にかけてコロナの影響もあって、今まで英検を実施してきた会場(大学など)での受験地の確保が難しくなったことも影響しています。
また、個人受験者の準会場の利用を促すためでもあると言われています。
*今紹介している値段は、一般的な個人受験の値段です。
後ほど「少しでも安く受ける方法は?」のコーナーで、準会場受験の料金もご紹介します💡
ちなみに、2015年〜今年までの個人受験の受験料改定について、参考までに載せておきますね💡
〜2015年 | 2016年 | 2017年 | 2019年 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
1級 | 8,400円 | 8,400円 | 8,400円 | 9,500円 (+1,100円) | 10,300円 (+1,000円) | 12,600円 (+2300円) | 11,800円 (-800円) |
準1級 | 6,900円 | 6,900円 | 6,900円 | 7,600円 (+700円) | 8,400円 (+1,000円) | 10,700円 (+2300円) | 9,800円 (-900円) |
2級 | 5,000円 | 5,800円 (+800円) | 5,800円 | 6,500円 (+700円) | 7,400円 (+900円) | 9,700円 (+2300円) | 8,400円 (-1300円) |
準2級 | 4,500円 | 4,500円 | 5,200円 (+700円) | 5,900円 (+700円) | 6,900円 (+800円) | 9,200円 (+2300円) | 8,400円 (-1300円) |
3級 | 3,200円 | 3,200円 | 3,800円 (+600円) | 4,900円 (+1,100円) | 5,900円 (+800円) | 7,900円 (+2000円) | 6,400円 (-1500円) |
4級 | 2,100円 | 2,600円 (+500円) | 2,600円 | 3,600円 (+1,000円) | 3,600円 | 4,900円 (+1300円) | 4,500円 (-400円) |
5級 | 2,000円 | 2,500円 (+500円) | 2,500円 | 3,000円 (+500円) | 3,000円 | 4,500円 (+1500円) | 3,900円 (-600円) |
* マーカーは1000円以上の値上げ
英検受験料の値下げはいつから?
- 2022年度 第1回 から値下げ
- 日程:5月27日〜6月18日 実施
(会場・級により日は異なる)
- 日程:5月27日〜6月18日 実施
英検は、2022年度からの値段改定と発表していますので、2022年5月〜6月にかけて実施される第1回から値下げになります。
ちなみに、2022年度の第1回の個人受験の申し込みは、
- 4月1日(金)~ 5月6日(金)
(書店受付締切日は4月28日、書店申込書類の協会必着日は5月2日)
となっています。
受験する人は申し込みを忘れないようにしましょう。
今年2022年度の英検実施日・申込日
2022年度 | 試験日程 | 個人受験 申し込み日 | |
第1回 | 1次試験 | 5/27(金) 5/28(土) 5/29(日) 6/3(金) 6/4(土) 6/5(日) 6/18(土)《4・5級のみ》 | 4/1〜5/6 *書店受付〜4/28 書店申込書類の 必着日 5/2 |
2次試験 | 7/3(日)《全級》 7/10(日)《2級〜3級》 7/17(日)《1級・準1級》 | ||
第2回 | 1次試験 | 9/30(金) 10/1(土) 10/2(日) 10/7(金) 10/8(土) 10/9(日) 10/22(土)《4・5級のみ》 | 8/1〜9/8 *書店受付〜9/2 書店申込書類の 必着日 9/6 |
2次試験 | 11/6(日)《全級》 11/13(日)《2級〜3級》 11/23(水・祝)《1級・準1級》 | ||
第3回 | 1次試験 | 1/13(金) 1/14(土) 1/15(日) 1/20(金) 1/21(土) 1/22(日) 2/4(土)《4・5級のみ》 | 11/1〜12/15 *書店受付〜12/9 書店申込書類の 必着日 12/13 |
2次試験 | 2/19(日)《全級》 2/26(日)《2級〜3級》 3/5(日)《1級・準1級》 |
英検を少しでも安く受ける方法は?
今まで説明してきたのは、英検の個人受験のことでしたが、
英検には準会場で受けられる、団体利用があります。
準会場というのは、通常、学校や塾などで実施される英検ですが、一般の受験者(個人の受験者)も受け入れている会場のことです。
この準会場で受験をした場合は、料金が個人受験に比べて大分安くなります!
団体 (新方式) | 団体 (現行方式) | 団体 (新方式) | 個人 団体 | |
1次試験 | 準会場 | 準会場 | 本会場 | 本会場 |
2次試験 | 準会場 | 本会場 | 準会場 | 本会場 |
1級 | なし | なし | なし | 11,800円 |
準1級 | なし | なし | なし | 9,800円 |
2級 | 6,000円 | 6,400円 | 8,000円 | 8,400円 |
準2級 | 5,300円 | 5,700円 | 7,500円 | 7,900円 |
3級 | 4,300円 | 4,700円 | 6,000円 | 6,400円 |
4級 | 2,900円 | 2,900円 | 4,500円 | 4,500円 |
5級 | 2,500円 | 2,500円 | 3,900円 | 3,900円 |
かなりの差がありますよね。
1級・準1級は準会場で実施はありませんが、
1次試験・2次試験とも準会場で受験した場合、
(*4・5級は1次試験のみ)
- 2級 6,000円 (−2,400円)
- 準2級 5,300円 (−2,600円)
- 3級 4,300円 (−2,100円)
- 4級 2,900円 (−1,600円)
- 5級 2,500円 (−1,400円)
個人受験のときの受験料との差がこんなにあります!
4級、5級だと約1,500円ほど、2級〜3級だと2,000円以上も安くなりますね!
英検側としては、個人受験の本会場より、団体受験の準会場を利用してほしいという意図があるようです。
一般の受験者が準会場の利用をするには、
- 英検のウェブサイトで準会場一覧が公開されているので、最寄りの準会場を探します。
- 電話やメールなどで英検一般受験者の空きがあるか確認します。
- 英検ウェブサイトで「一般受験者受け入れ準会場 受験案内」をダウンロード・印刷して、用紙に記入します。
- 希望の準会場の施設にその用紙と検定料を持って行き、申し込み手続きをします。
このような流れで準会場で英検を受けることができます。
準会場受験は、受験料が安いというメリットもありますが、
本会場よりも自宅に近い場所がある確率が高く、受験日にもアクセスしやすいというメリットもあります。
まとめ
- 1級 … 12,600円 → 11,800円
- 準1級 … 10,700円 → 9,800円
- 2級 … 9,700円 → 8,400円
- 準2級 … 9,200円 → 7,900円
- 3級 … 7,900円 → 6,400円
- 4級 … 4,900円 → 4,500円
- 5級 … 4,500円 → 3,900円
いかがでしたでしょうか。
英検の受験料は、このように値下げされました。
昨年2021年度は1級〜3級という受験者が多い級で2,000円以上もの値上げとなりました。
4級・5級でも1,000円以上の値上げされました。
受験者からの抗議の声もあり、今年 2022年度からは400円〜1500円の値下げとなりました
去年よりは安くはなりましたが、この検定料は受験者にとってはとても痛いですよね💦
受験を先延ばしにしていた人は、早めに勉強を初めて十分に実力が着いた時点ですぐに受験することをオススメします!
また、少しでも安く受験したい人は、準会場の利用をオススメします!